COATING TECHNOLOGYコーティング技術紹介

ナイロンコーティング(ナイロン11)

予め加熱された基材(被加工物)を、パウダー状の樹脂の中に浸漬する事により、均一でタレのないピンホールフリーの美しい塗膜を形成する事が出来る表面処理方法になります。

ナイロン11樹脂(アルケマ社製)とは

『ひまし油』を原材料として作られた環境に配慮した樹脂で、世界でも幅広く使用されており、開発されて50年以上の歴史を持つ信頼性のある樹脂です。
適切な前処理、加工工程を踏む事により非常に高い密着力と耐海水性、耐腐食性、耐摩耗消音特性、絶縁性、耐候性、耐アルカリ性、低温衝撃性・耐薬品性・耐屈曲疲労性・防錆力等優れた特性を長期間渡って持つ事が出来ます。
塗膜厚は250~500μ程度(流動浸漬法)となり諸特性に優れる事から、自動車関係、水回り関係、土木建築関係、建築金物関係等様々な用途で使用されています。
また当社ではナイロン11に更に付加価値を与える為に、奈良工場に於いて発泡剤を混ぜる事により触感を向上させたり、抗菌剤を混ぜ合わせたりする事も可能です。

ナイロンコーティング(ナイロン11コーティング)の特性

当社で取り扱う他の樹脂と比べても非常に高い諸特性を誇ります。
食品衛生法にも適用した樹脂である為、飲用水向けの配管などにも使用が可能で、
非常に衛生的かつ人体に無害な表面処理方法であると言えます。

ナイロンコーティングの加工方法

当社では流動浸漬法、静電粉体法、ミニコートの3工法にてナイロンコーティング(ナイロン11コーティング)を行っております。
各種色調に就いては当社営業までお問合せ下さい。
※各加工法の詳細に関しては加工法ページをご参照ください。

ナイロンコーティングの加工範囲

当社では小さなものであればミニコート法にて1センチに満たない形状の物から、大きい物では流動浸漬法にて直径1.1m×4mの大きさの物まで加工が可能です。
それを超える大きさの物に関しては当社営業へお問い合わせください

PVCコーティング(塩ビコーティング)とは

通常PVCコーティングと聞くと一般的にディッピング(軟質PVCゾルの入った槽の中に金属を浸漬し再加熱し、冷却させる方法)を想像される方が多いかと思いますが、当社では流動浸漬法でPVCコーティング(半硬質PVCコーティング)を行っております。
当社奈良工場にてPVCパウダー(塩ビパウダー)を製造している為、当社オリジナル製品となります。

PVCコーティング(塩ビコーティング)の特性

軟質PVC(軟質塩ビ)の場合、屋外でそのまま使用すると可塑剤が多く含まれる為、紫外線によりブリードを起こしてしまいますが、当社PVC樹脂(塩ビ樹脂)は半硬質PVC(半硬質塩ビ)で耐候性にも優れた製品となっている為、屋外での使用も可能です。
また金属との密着力もナイロン11同様非常に強く容易に剥離しません。
パウダーから自社製造している為、耐候性を更に上げたい、触感を良くしたい等の要望にもお答えする事が可能です。

PVCコーティング(塩ビコーティング)加工方法

当社では流動浸漬法にてPVCコーティング(塩ビコーティング)を行っております。
色調に就いては当社営業までお問合せ下さい。
※各加工法の詳細に関しては加工法ページをご参照ください。

PVCコーティング(塩ビコーティング)加工範囲

大きい物では直径1m×4.0mの流動槽に入る物まで加工が可能です。
大型自動ライン設備も有る為、量産品の加工も対応出来ます。
詳細は当社営業までお問合せ下さい。