COATING TECHNOLOGYコーティング技術紹介

エポキシコーティングについて

エポキシコーティングとは

電気絶縁性が良く接着強度が高くかたい塗膜を形成する事が出来ます。
樹脂グレードによってはUL 認定( V 0 )を所得しており、バスバー用途としても多く使用されています。
当社で取り扱う他の樹脂と異なりポットライフ(可使時間)がある為、取り扱いや保管に注意が必要です。
加工方法や保管方法が非常にデリケートであり、一見して問題無くコーティングされている様に見えても、
硬化時間不足やポットライフ切れ等により樹脂本来の性能を発揮できていない場合があります。
当社では使用用途に合わせ最適なグレードを提案させて頂きますと共に最適なコーティング品質を提供させて頂きます。

【当社の強み 】

  • 1.当社では本社工場、関東工場の工場に於いてエポキシコーティングが可能。
  • 2.自動ラインでの加工が可能な為、量産が可能。
  • 3.特殊マスキング加工を行う事により界面仕上げが綺麗に出来ます。

【使用用途】

バスバー、絶縁フランジ、etc

エポキシコーティング加工方法

当社では流動浸漬法にてエポキシコーティングを行っております。各種色調やグレードに就いては当社営業までお問合せ下さい。
※加工法の詳細に関しては加工法名部分をクリックして下さい。

エポキシコーティング加工範囲

当社では現行400H 500L 程度の大きさを加工できる流動槽を持っています。
更に大きな製品も加工は可能ですので詳細は当社営業までお問合せ下さい。

流動浸漬

流動浸漬法は昭和30年前半に西ドイツで開発され、30年代後半に当社にて日本に導入されました。
加工方法は紛体を入れた容器の下部に多孔質の隔壁を設け、その下部より不活性の気体を圧力をかけて注入し、その圧力で隔壁上部の紛体を均一に浮かし、ちょうどその表面をお湯が沸騰しているような状態にします。
これを流動層と呼び、この層にあらかじめ加熱された基材を浸漬することにより均一でタレのないピンホールフリーの膜厚200~500μの美しい塗膜を形成します。

1.脱脂

気化した溶剤槽の中へ基材を投入、基材表面に付着した油脂は液化した溶剤とともに滴下され、除去されます。
(投入された基材はいつもピュアな気化した溶剤と接触します。)

2.ブラスト

スチールグリッドを勢いよく吹き付けることで、基材表面を梨地状にざらつかせます。
錆(さび)・汚れなどを除去し、電気的にも表面を活性化させます。

3.プライマー

コーティング材と基材の両方に相溶性(接着)ある下地材を基材に塗布します。
*注 樹脂によってはプライマー処理はありません。

4.前加熱

基材をコーティング材の融点(溶融温度)以上に加熱します。

5.コーティング

加熱した基材をコーティング材の槽の中へ投入します。均一でタレのないピンホールフリーの塗膜を形成します。
(コーティング塗膜の最表面は未溶解にします。)

6.後加熱

塗膜を再度均一に加熱して表面を美しく仕上げます。樹脂が熱硬化樹脂の場合はキュア(加熱硬化)となります。

7.検査

製品仕様に基づきピンホール検査と膜厚検査、外観検査などを行います。その後、納品仕様に基づき梱包します。

流浸工業取扱樹脂

樹脂を抗菌性にしたい、耐衝撃性を強化したい、耐候性を強化したい・・・
などのご要望・ご質問がありましたらお気軽にご相談ください。
また、その他の樹脂・色に関しましてもご相談ください。

 

耐候性 密着力 耐酸性 耐アルカリ性 絶縁性 耐摩耗性 備考
ナイロン11
発砲ナイロン11流浸工業オリジナル 厚膜樹脂、保温性に優れる
塩ビ流浸工業オリジナル
発泡塩ビ流浸工業オリジナル 厚膜樹脂、保温性に優れる
EVOH流浸工業オリジナル
ポリエチレン(PE)
エポキシ(EPX)
ポリプロピレン(PP)
EVA

 

 

樹脂名 特 性
ナイロン11 白・灰・黒・青・・etc 低温衝撃性・耐磨耗性・耐薬品性・耐屈曲疲労性・防錆力などに優れています。
また原料がひまし油であるため、環境にもよい樹脂です。
EVOH 白・灰 耐ガスバリア性・耐酸性・耐候性・耐アルカリ性・耐溶剤性などに優れています。
当社と株式会社クラレで、流動浸漬用グレードとして新たに共同開発した樹脂です。
PVC 白・灰・黒・・・etc 電気絶縁性・耐酸性などに優れています。
また当社で混練・粉砕・造粒を行い可塑剤が極限まで少なく限りなく硬質塩化ビニールに近い樹脂を製造しています。
PE 白・黒・・・etc 耐薬品性・電気絶縁性・・・などに優れています。上記の中では一番安価になります。
他12N・PP・EPX・EVA

※上記評価は弊社研究室試験値に基づくものであり評価を保証するものではありません。

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